【MSFT】マイクロソフトの銘柄分析(決算/GAAP/営業CFマージン)

MSFT Microsoft マイクロソフト 決算GAFAM+T
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Microsoftについて、過去からの決算成績と業績を評価しています。

チェック項目(決算/GAAP/営業CFマージン)

【決算結果の指標】
下記①②③全てが〇ならば「良い決算」として過去の四半期決算を振り返っています。

No.チェック項目
EPSがコンセンサス予想を上回る
売上高がコンセンサス予想を上回る
ガイダンスがコンセンサス予想を上回る

【関連記事】
▶米国株の決算の調べ方、「良い決算」とは?(EPS、売上高、ガイダンス)

【営業キャッシュフローマージン】
企業が効率的にキャッシュ(お金)を稼いでいるかを見る指標になります。

No.チェック項目
営業CFマージンは15%以上あるか?
営業CFマージンは右肩上がりか?

【GAAP分析】
下記3点をチェックしています。業績面でよく評価される3指標になります。

No.チェック項目
CFPSが毎年右肩上がりか?
EPSは毎年右肩上がりか?
EPSよりCFPSの方が数字が高くなっているか?
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マイクロソフト(MSFT)の四半期決算

それではマイクロソフトの四半期決算状況を見ていきましょう。

【決算状況】

「良い決算」とは? ①②③が全てOKな会社
一つでも取りこぼせば悪い決算

No.チェック項目結果
EPSがコンセンサス予想を上回る
売上高がコンセンサス予想を上回る
ガイダンスがコンセンサス予想を上回る

この観点から過去の四半期決算を振り返っています。

【①EPS、②売上高、③ガイダンス>コンセンサス(市場)予想のチェック】

MSFT マイクロソフト 決算

【今期決算】マイクロソフト決算 ※25/1/29

◆Good
 ・売上+12%と若干鈍化もEPS共にクリア
 ・AI(Copilot)でのコスト削減 AI期待

◆Bad
 ・Azureは+31%と鈍化を懸念
 ・コールで売上の見通しが弱気

今期決算まとめ】
①EPS、②売上高はクリア、ガイダンスは売上高が弱気△

GAFAM+Tの過去決算の成績表と次回決算日をまとめているので☟ご参考下さい!
▶GAFAM+Tの決算分析まとめ

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マイクロソフト(MSFT)の次回決算日

次回決算日はinvesting.comでは

2025/4/29

となっています。未だ確定ではないので、決算日目途になりますのでご注意ください。

決算日の調べ方を下記でまとめていますので、ぜひご参考下さい!
▶米国株の決算日の調べ方

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マイクロソフト(MSFT)の営業CFマージン

続いて、営業CFマージンです。

営業CFマージンとは?
営業CFマージン = 営業CF÷売上高
営業CF:売上高から経費を引いたもの
つまり、営業CFマージンはどれだけ経費をかけずに効率的に利益を得たか?の指標。

【関連記事】
▶米国株の営業CFマージンの調べ方

【営業CFマージン】
下記2点をチェックし、評価しました。
上記の通り、英語版のヤフーファイナンスから営業CFを売上高で割って算出しています。(GAAPの方からCFPS(一株当たり営業キャッシュフロー)をSPS(一株当たり売上高)で割算しても同様です)

No.チェック項目評価
④-1営業CFマージンは15%以上あるか?
④-2営業CFマージンは右肩上がりか?
営業CFマージン MSFT

④-1営業CFマージンは15%以上あるか?
48%以上あり、余裕の15%クリア
マイクロソフトがいかに効率的にお金を稼いでいる企業かが分かりますね。

④-2営業CFマージンは右肩上がりか?
右肩上がりでAIの活用で更に向上。

【営業キャッシュフローまとめ】
余裕の15%以上とムダな経費をかけずに効率的に稼いでいる!

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マイクロソフト(MSFT)のGAAP分析

GAAPとは「米国株会計基準」の略で、正式な会計基準に沿って計算された利益のことです。いわゆる決算で報告される正式な数値になります。

GAAPは1株あたりの業績を把握できるチャートになります。
EPS :1株当たり利益
→”純利益”を”発行済株式数(希釈後)”で割ったもの
CFPS:1株当たり営業CF

→”営業CFマージン”を”発行済株式数(希釈後)”で割ったもの
SPS :1株当たり売上高

→”売上高”を”発行済株式数(希釈後)”で割ったもの

【MicrosoftのGAAP結果】

No.チェック項目評価
CFPSが毎年右肩上がりか?
EPSは毎年右肩上がりか?
EPS<CFPSか?
MSFT GAAP EPS CFPS SPS
説明’17/6’18/6’19/6’20/6’21/6’22/6’23/6’24/6
EPS(1株当たり利益)2.712.135.065.768.059.659.6811.80
CFPS(1株当たり営業CF)5.045.636.737.9010.0911.8111.7215.87
SPS(1株当たり売上高)11.4814.1616.2318.6122.0926.3028.3632.82

【⑤⑥⑦のチェック】

CFPSが毎年右肩上がりか?
右肩上がり!

⑥EPSは毎年右肩上がりか?
こちらも右肩上がりで素晴らしいチャート

⑦EPSよりCFPSの方が数字が高くなっているか?
毎年、EPS<CFPSとなっていて問題ないですね。

③なぜEPSのほうが大きいと悪いのか?
→営業CFは売上高から経費を引いたものなので、通常、営業CFのほうが純利益より大きくなります。つまり、EPS<CFPSですね。しかし、EPSがCFPSより大きい場合、つまり純利益の方が営業CFより大きい場合は粉飾決算の可能性があるようです。
(EPSは誤魔化せるが、キャッシュフローは誤魔化せずらい)

チェック項目にはないですが、1株当たりの売上高(SPS)も右肩上がりと売上高成長率も素晴らしいです。


GAAPまとめ】
SFPS、EPS、SPS共に右肩上がりで素晴らしいチャート!

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マイクロソフト(MSFT) 決算、業績まとめ

【今期決算】

No.チェック項目結果
EPSがコンセンサス予想を上回る
売上高がコンセンサス予想を上回る
ガイダンスがコンセンサス予想を上回る

【営業CFマージン】

No.チェック項目評価
④-1営業CFマージンは15%以上あるか?
④-2営業CFマージンは右肩上がりか?

【GAAP分析】

No.チェック項目評価
CFPSが毎年右肩上がりか?
EPSは毎年右肩上がりか?
EPS<CFPSか?

大型銘柄ですが、決算、業績共にピカピカです。AI(Copilot、ChatGTP)などが、今後のマイクロソフトを牽引していく可能性が高いです。

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