テンバガーやNext GAFAMを見つけるには、毎回、毎回の決算をきちんとクリアしていく必要があります。株価に大きな影響を与える機関投資家は決算を重要視しているので、必然的に個人投資家も決算情報に最も時間を費やすべきですね!
今回、グロース株を中心に決算結果をまとめましたので、ご参考ください!
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オプションや機関投資家の情報が無料でチェックできるので神ツールです!
米国株の決算チェックが重要な理由
No. | 項目 |
① | EPSがコンセンサス予想を上回る |
② | 売上高がコンセンサス予想を上回る |
③ | ガイダンスがコンセンサス予想を上回る |
コンセンサス予想とは、アナリストが分析したEPSや売上高の予想で、各企業の財務部長などが開示した情報から予想を立てているようです。そのため、このコンセンサス予想を好決算で上回るか否かを株主(特に機関投資家)は重要視します。
決算の分析方法は下記のじっちゃまの本などを参考にしました!
米国グロース株を①②③視点で
過去からの決算成績を下記サイトでまとめています。
ぜひ、ご参考下さい!
▶(参考)GAFAM+Tの決算まとめ(テスラ、Apple、Google、Microsoft、META、Amazon)
今回はこの決算成績を調べる方法をご紹介します。
EPS、売上高がコンセンサス予想を上回ったかを調べる方法
まずは
①EPSがコンセンサス予想を上回る
②売上高がコンセンサス予想を上回る
の確認方法です。
①Investing.comを開く
②調べたいティッカーシンボルを入力して検索
画面上部の検索ボックスに調べたい企業のティッカーシンボルや企業名を入れます。
今回は例としてAppleのティッカーシンボルである「AAPL」を入力してみます。
すると、候補が表示されるので、選んでクリックします。
③「会計報告」タブをクリック
同じ個別銘柄の画面で、チャートの上にある「会計報告」のタブをクリックします。
④「利益」タブをクリック
⑤過去の決算を確認!
これで過去の1株あたりの利益(EPS)と売上高の結果が予想を上回ったかを一覧で確認することができます!グラフでいうと、予想の線を縦棒グラフが上回ったかを確認すればOKです。
ガイダンスがコンセンサス予想を上回ったかを調べる方法
続いて、
③ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
について説明します。
【ガイダンスとは?】
来期以降の決算に対する企業側の見解で、会社の財務部長が示す来期の予想数値になります。株価には将来の”期待”が反映されるので、③ガイダンスは非常に重要な項目になります!
ガイダンスの調べ方について2通り紹介します。
①Trading viewを使って簡単に調べる
②企業のIR情報から1次情報を確認する
①Trading viewを使ってガイダンス結果を調べる
Trading viewのサイトから簡単に調べられます。
https://jp.tradingview.com/
例えば、「CRWD」と検索し、クラウドストライクのガイダンス結果を調べてみます。
クラウドストライクのページが開いたら、「予想」のタブをクリックします。
EPS、売上の四半期ごとの予想と年間の予想と結果を確認できます。
・発表値:結果
・予想
・サプライズ:予想に対する比較値
②企業のIRからガイダンス結果を調べる
こちらの方法は、めんどくさいですが1次情報であり、前後の情報も取得できるためおススメです。
まずは、ガイダンスのコンセンサス予想(市場予想)の調べます。
①米国版Yahoo!ファイナンスを開く
②調べたいティッカーシンボルを入力して検索
例としてAppleのティッカーシンボル「AAPL」を入力してみます。
③「Analysis」をクリック
④コンセンサス予想値を確認!
「Earnings Estimate」はEPS、「Revenue Estimate」は売上高のコンセンサス予想のデータになります。また、左側から順に、Current Qtr.:現在の四半期、Next Qtr.:次の四半期、Current Year:今年(通期)、Next Year :来年(通期)の結果が表示されています。
この数値は変化するので、調べるタイミングは決算発表が近づいてからにしたほうが良いです。また、決算発表後は次の四半期に合わせて更新され、見れなくなるので忘れずにメモしておきましょう。
次に、企業のIRからガイダンス結果の調べます。
会社によってはガイダンスを示さない場合があります。
ガイダンスについては、企業によって異なります。下記3パターンがあるようです。
・決算リリース(IRなど)で公開してくれる企業
・カンファレンスコールで口頭のみで公表する企業
・ガイダンスを出さない企業
①検索したい会社の「ティッカーシンボル IR」で検索
今度は、ズーム(ZM)を例にガイダンス結果を調べます。
Google検索で「ZM IR」で入力します。
②HPのIR情報サイトをクリック
だいたいどの企業も一番上に出てきます。
③ガイダンス資料をチェック
各企業のガイダンス資料がある場所に移動します。ZMの場合はイベントをクリックします。
ガイダンス資料のpdfを開きます。日本語約しているので変ですが、ZMだと英語版は「Zoom First Quarter 2022 Earnings Webinar Earnings Presentation」のpdfになります。
④新ガイダンスをチェック!
資料のガイダンス結果のページを参考にQ2FY22(四半期決算)のRevenue(売上高)とEPS(一株当たり利益)をチェック。FY22(年次)もある場合は同時にチェック!
米国株のガイダンスは、このようにある程度の幅をもって記載される企業が多いです。この場合は平均値と比べればよいとじっちゃまは仰っていました。英語では「between A and B」と表現されるAとBの平均ですね!
決算の分析方法は下記のじっちゃま本を参考にしました。おススメです!
米国株決算の調べ方まとめ
下記①②③が一つでも予想未達は「悪い決算」です。グロース株は「良い決算」の連続が重要です。
No. | 項目 |
① | EPSがコンセンサス予想を上回る |
② | 売上高がコンセンサス予想を上回る |
③ | ガイダンスがコンセンサス予想を上回る |
①②はInvesting.comから簡単に調べられる。
③はTrading viewを使った方法か、企業のIR情報から取得します。
私がウォッチリストに入れている企業については、①②③の結果を15点満点で毎回チェックしているので、時間のない方はこちらをご参考ください!
▶【米国株】過去からの成績まとめ(連続好決算の銘柄の発掘!)
GAFAMのような決算を何度もミスらず機関投資家からの信頼を勝ち取っていけるような会社がテンバガーになっていくようです。決算を見て良かったら入る、悪かったら即降りるを徹底して実施することが重要ですね!
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最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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