【テスラ】過去からの決算結果まとめ(業績/営業CFマージン/GAAP)

テスラ 決算 業績GAFAM+T
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電気自動車(EV)のテスラ(TSLA)の銘柄分析です。株の購入において重要指標である「決算」、「営業CFマージン」、「GAAP」でテスラを分析しています。過去の決算や業績も振り返り評価していますので、ぜひご参考にして下さい。

チェック項目(決算、営業CFマージン、GAAP分析)

チェック項目は、じっちゃまこと(広瀬隆雄氏)やウィリアム・オニールの本を参考に、
私が特に重要と感じた「決算」「営業CFマージン」「GAAP分析」の3点で分析しています。

◆MarketHack流 世界一わかりやすい米国株投資の技法 著:広瀬隆雄

◆オニールの成長株発掘法 著:ウィリアム・J.オニール

「決算状況」、「営業キャッシュフローマージン」「GAAP分析」
様々な投資本で重要視される項目なのでぜひチェックしてみて下さい!

【決算状況】
下記①②③全てが〇ならば「良い決算」として過去の四半期決算を振り返っています。

No.チェック項目
EPSがコンセンサス予想を上回る
売上高がコンセンサス予想を上回る
ガイダンスがコンセンサス予想を上回る

【営業キャッシュフローマージン】
下記2点をチェックしています。後述しますが、営業CFマージンはどれだけ、効率的に稼いでいるか?を示す指標です。

No.チェック項目
④-1営業CFマージンは15%以上あるか?
④-2営業CFマージンは右肩上がりか?

【GAAP分析】
下記3点をチェックしています。粉飾が無いか、成長はしているかをチェックする指標になります。

No.チェック項目
EPSよりCFPSの方が数字が高くなっているか?(CFPS>EPS)
EPSは毎年右肩上がりか?
CFPSが毎年右肩上がりか?
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テスラ(TSLA)の決算

それでは、テスラの決算結果をチェックしていきましょう。上述の通り、チェック項目は下記です。

【決算チェック】
下記①②③全てが〇ならば「良い決算」。

No.チェック項目
EPSがコンセンサス予想を上回る
売上高がコンセンサス予想を上回る
ガイダンスがコンセンサス予想を上回る

「良い決算」とは ①②③が全てOKな会社。一つでも取りこぼせば悪い決算(じっちゃま)

【関連記事】
▶米国株の決算の調べ方(EPS、売上高、ガイダンス)

テスラ(TSLA)の決算結果まとめ

テスラの四半期決算を振り返っています。成長がえげつなく、比較的連続して「良い決算」を出せている毛並みの良い企業と言えます。

テスラ 決算

【テスラ今期決算】23/10/18

売上高は前年同期比+9%と鈍化
値下げ影響で利益率減少、EPSも未達
エネルギー部門が好調
・工場休止で販売台数減速
・サイバートラックは年末製造開始予定
・ガイダンスは発表無し

上記の形で過去決算の成績表と次回決算日をまとめているので☟ご参考下さい!

【決算まとめ】
①EPS×、売上高×、ガイダンスは発表無し

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テスラ(TSLA)の次回決算日

次回決算日はinvesting.comでは

2024/1/24

となっています。まだ公表されていませんので、あくまで次回決算日の目途になります。決算結果は本サイトで更新していきます!

【関連記事】
▶米国株の次回決算日を効率的に調べる方法

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テスラ(TSLA)の営業CFマージン

続いて、営業キャッシュフロー(CF)マージンです。

営業CFマージンとは?
営業CFマージン = 営業CF÷売上高
営業CF:売上高から経費を引いたもの
つまり、営業CFマージンはどれだけ経費をかけずに効率的に利益を得たか?の指標。

営業CFマージンの調べ方と詳しい説明は下記☟でしていますので、ご参考にして下さい!

【営業キャッシュフローマージン】
下記2点をチェックし、評価しました。

No.チェック項目
④-1営業CFマージンは15%以上あるか?
④-2営業CFマージンは右肩上がりか?
テスラ 営業CFマージン TSLA

④-1営業CFマージンは15%以上あるか?
テスラの営業CFマージンは基準の15%をクリアし、効率的に稼ぐモンスター企業です。

④-2営業CFマージンは右肩上がりか?
綺麗な右肩上がりでクリアです35%を超えてくると、GAFAMレベルですね。

【営業CFマージンまとめ】
基準の15%をクリアし右肩上がり○

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テスラ(TSLA)のGAAP分析

GAAPとは「米国株会計基準」の略で、正式な会計基準に沿って計算された利益のことです。いわゆる決算で報告される正式な数値になります。

GAAPは1株あたりの業績を把握できるチャートになります。
EPS :1株当たり利益
→”純利益”を”発行済株式数”で割ったもの
CFPS:1株当たり営業CF

→”営業CF”を”発行済株式数”で割ったもの
SPS :1株当たり売上高

→”売上高”を”発行済株式数”で割ったもの

【GAAP分析】
下記3点をチェックしています。粉飾が無いか、成長しているかをチェックする指標になります。

No.チェック項目
EPSよりCFPSの方が数字が高くなっているか?(CFPS>EPS)
EPSは毎年右肩上がりか?
CFPSが毎年右肩上がりか?

【GAAPグラフ】

テスラ TSLA GAAP

※英語版ヤフーファイナンスからGAAPグラフを作成しチェックしています。

【⑤⑥⑦のチェック】

EPSよりCFPSの方が数字が高くなっているか?CFPS>EPS)
全てEPS<CFPSで問題無し〇です。
CFPS(1株当たり営業CF)の営業CFとは前述の通り、「売上高から経費を引いたもの」です。

③なぜCFPSのほうが大きくないとダメなのか?
→営業CFは売上高から経費を引いたものなので、通常、営業CFのほうが純利益より大きくなります。つまり、EPS<CFPSですね。しかし、EPS>CFPSの場合、つまり純利益の方が営業CFより大きい場合は粉飾決算の可能性があるようです。
(EPSは誤魔化せるが、キャッシュフローは誤魔化せずらい)

⑥EPSは毎年右肩上がりか?
綺麗な右肩上がりで問題無し〇

CFPSが毎年右肩上がりか?
こちらも右肩上がりで問題無し〇

チェック項目にはないですが、1株当たりの売上高(SPS)も右肩上がりできちんと成長できていることが分かります。


GAAP分析まとめ】
⑤EPS<CFPSで〇
⑥EPS、⑦CFPSも右肩上がりで非常に綺麗なGAAP

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おまけ テスラ(TSLA)の年パフォーマンス

テスラの過去からの年パフォーマンスの推移です。
22年に株式分割(1→3)をしています。

テスラ 年パフォーマンス

2020年の年パフォーマンスは724%
1年間だけで、1株1万円➡8万円に… えげつないですね。
テスラが騒がれた後に購入していてもテンバガーを狙えた銘柄です。

2023年以降も引き続き、高パフォーマンスを維持できるか、注目です。

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テスラ(TSLA)まとめ

◆テスラの決算(①②③)
 EPS、売上高共に予想に未達×
 テスラの長所の一つである利益率低下が懸念(値下げ影響)
 販売台数は順調に増加
営業CFマージン(④)
 年度の業績は営業CFマージンがどんどん上昇しており、
 効率良く稼ぐ企業に進化していっています。
◆GAAP分析(⑤⑥⑦)
 年次の成長は全て右肩上がり!

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おわり

電気自動車のテスラ(TSLA)、やはり決算もさることながら、営業CFマージン、業績共にパーフェクトな企業でした。今後の半導体不足やサプライチェーン問題をどうブレイクスルーしていくかや、ワクワクするどんな新しいことをしてくれるのか楽しみです。

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