【テンプレ公開】配当金の管理方法(Googleスプレッドシート)

配当金管理 Googleスプレットシート スクレイピングスプレッドシートで株管理
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Googleスプレットシートを用いた配当金の管理方法紹介します。スクレイピングやGoogleFinance関数を用いて、配当利回りや株価、PERなどを自動取得できるテンプレートも無料公開していますので、ぜひご参考下さい!配当生活に向けて、しっかりと配当金の管理を、手軽に見える化していきましょう!

Googleスプレットシートで取得できない株情報は、流行りのmoomoo証券が便利です。2000万人以上の投資家が愛用しており、何より大口や機関投資家の動きが分かるのが最強です。※無料の口座開設だけで取引しなくても情報取得できます。
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配当金の管理(Googleスプレットシートがおすすめの理由)

  • Googleスプレッドシートとは? 何が便利?
    なんといっても、オンラインで自動で株価などの情報をタイムリーに取得できます。
    しかもGoogleアカウントさえあれば無料です。
  • Excel V.S. Googleスプレッドシート
    株での配当金の管理は絶対スプレッドシートがおススメです。

Excel:オフラインで使用(ネット環境必要なし)
→日々変動する株情報に対応できない。
スプレッドシート:オンラインで使用(ネット環境必要)
オンラインネット情報を取得させることができ、日々変動する株価、利回り、PER、PBRなどをリアルタイムに自動更新させることができる!

Googleスプレットシートを用いた株情報の取得テンプレートを下記記事で複数まとめています。
▶Googleスプレットシートで株情報を自動取得するテンプレートまとめ

Googleスプレットシートでポートフォリオの自動管理の記事はこちら
人気記事ですので、ぜひ使ってみて下さい!
▶Googleスプレッドシートで株管理、ポートフォリオのテンプレ公開中

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配当管理シートの概要

私が作成した配当金管理のGoogleスプレットシートの概要と取得方法、使い方を紹介します。黄色セルを入力すれば、日本株、米国株の株価、PER、配当利回り、配当金計算を自動更新してくれます!

【配当管理シート 米国株Ver.】

配当管理のスプレットシートはアメリカ株の配当金の管理テンプレートとして下記を作成しています。黄色セルのティッカーシンボル、取得株数を入れて自動で取得できる配当利回りから、1年間に貰える配当金の合計を算出させています。

配当金管理 米国株 スプレットシート

【入力項目】
入力項目は下記の3点のみです!これさえ入れれば、他は自動取得&更新されます。

・業種:セクター等を入力(ここは別に入れなくても問題ないです)
・Symbol:ティッカーシンボルを入力
・取得数:保有株数(何株持っているか?)

【自動更新される項目

・銘柄名
・PER
・配当利回り
・現在株価
・配当金予想(ドル)
・配当金予想(円)
・現在為替

【配当管理シート 日本株Ver.】

日本株の配当管理シートは、下記のテンプレートを作っています。黄色セルに証券コードを入れれば、同様に配当利回りから、1年間に貰える配当金の合計を算出できます。

配当金管理 日本株 スプレットシート

【入力項目】
入力項目は下記の2点のみです!これさえ入れれば、残りは自動取得&更新されます。

・証券コード
・取得数:保有株数(何株持っているか?)

【自動更新される項目

・銘柄名
・PER、PBR
・配当利回り
・現在株価
・配当金予想(円)

1年間に何円配当金が貰えるか?を米国株、日本株でしっかり把握して、ぜひ配当生活でFIREを目指してください!配当金を見える化すれば、買い増し銘柄の検討等に役に立つと思います!

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Googleスプレットシートで配当金管理(米国株)

それでは、簡単に米国株の配当金管理のシート作成方法を紹介します。
作り方を知っておけば、テンプレートシートを編集して自分だけの管理ができると思います!

PER、株価をGoogleFinance関数で自動取得(米国株)

銘柄名、PER、現在株価は
GoogleFinance関数を使って簡単に取得できます。

・銘柄名

=GoogleFinance(C5,"name")

c5セルにあるティッカーシンボルの会社名を取ってきてねっていう関数です。(テンプレートでは、IFERROR関数で括って、エラーが出たときに空白にするように設定しています。

Googlefinance関数 銘柄名取得

・PERの取得

=GoogleFinance(C5,"pe")

PERも同様にGoogleFinance関数を使って、ティッカーシンボルのPERを取ってきてねっていう指示をしています。

GoogleFinance関数 PER

・現在株価の取得

=GoogleFinance(C5,"price")

同様にGoogleFinance関数を使って、ティッカーシンボルの今の株価を取ってきてねっていう指示をしています。

GoogleFinance関数 現在株価

Googleスプレットシートを用いた、Googlefinance関数の詳細な説明や米国株の株価や騰落率管理のテンプレートは下記ブログをご参考下さい!

▶【テンプレ公開中】Googleスプレッドシートで株価の騰落率を自動で管理

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配当利回りをスクレイピングで取得(米国株)

続いて、Googleスプレットシートを用いた、配当利回りの取得方法についての説明です。

こちらも、GoogleFinance関数で簡単に取得したいですが、配当情報は取得できないようです(結構みんな困っているみたいですね…)。

そこで、配当利回りが載っているサイトをスクレイピングして取得しちゃいました!!

スクレイピングとは?
ウェブサイトから情報を収集し、解析、加工などの処理に活用することです。

簡単に言えば、自動でそのサイトにアクセスして情報を取りに行かせる感じです。

※注意
・あくまでか個人利用の情報解析が目的で活用しましょう。
・URLやサイトのレイアウトが変更になると、もちろん取得できなくなります。

Webスクレイピングは違法なのか!?注意するべきことを調べてみました!

https://kajimublog.com/python-scrape-ban/

スクレイピングとは何かやさしく解説。違法?クローリングとどう違う?

https://www.sbbit.jp/article/cont1/71102

Googleスプレットシートでスクレイピングを使う関数は下記の IMPORTXML関数です。

IMPORTXML(URL, XPathクエリ)

URL:データを取得したいサイトのURL
XPathクエリ:そのサイトのどこを取ってくるかの指定(構造化データ)

それでは、 簡単にIMPORTXML関数を用いて、どうやって配当利回りを自動取得するかを説明します。

Googleスプレットシート 配当利回り スクレイピング
=IMPORTXML(CONCATENATE("https://finviz.com/quote.ashx?t=",C5),"/html/body/div[4]/div/table[2]/tbody/tr[8]/td[2]/b")

IMPORTXML関数でスクレイピングするには、IMPORTXML(URL, XPathクエリ)の形にする必要があるので、URLとXPathクエリを準備しましょう。

URL:finvizの配当利回りが載っているサイトのURL
XPathクエリ:配当利回りが載っている箇所

今回は finviz サイトというサイトから配当利回りを取得しました。指定のティッカーシンボルを検索した場合のURLにしたいので、セルの文字列を繋げるCONCATENATE関数を用いて、URLが任意に変わるように設定しています。

スクレイピングの詳細使い方、手順は下記をご参考下さい!詳しく説明しています!

▶Googleスプレッドシートで日本株の株価をスクレイピングで取得

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Googleスプレットシートで配当金管理(日本株)

続いて、日本株Verのシート説明です。

米国株では GoogleFinance 関数を用いて簡単に取得できた企業名や株価の情報までも、日本株は非対応のため利用できません…。なので、全てスクレイピングで欲しい情報をサイトから取ってきます!

配当利回りをスクレイピングで自動取得(日本株)

日本株の配当利回りをスクレイピングを用いて自動取得する方法を紹介します。

スクレイピング 配当利回り
=INDEX((IMPORTXML(CONCATENATE("https://kabutan.jp/stock/?code=",B5),"//*[@id='stockinfo_i3']/table/tbody/tr[1]/td[3]")),1,1)

IMPORTXML(URL, XPathクエリ)
の形にする必要があります。

URL:Kabutanの配当利回りが載っているサイト
XPathクエリ:Kabutanで配当利回りが載っている箇所

今回は Kabutan というサイトから配当利回りを取得しました。こちらもセルの文字列を繋げるCONCATENATE関数を用いて、URLが任意に変わるように設定しています。また、INDEX関数で数値だけを取得しています。

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企業名、PER、PBR、現在株価をスクレイピングで自動取得(日本株)

同様に企業名やPER、PBR、現在株価を Kabutan からスクレイピングしていきます。

IMPORTXML(URL, XPathクエリ)の形にすればOKです。

株価 PER PBR スクレイピング

・企業名

=IMPORTXML(CONCATENATE("https://kabutan.jp/stock/?code=",B5),"//*[@id='kobetsu_right']/div[4]/h3")

・PER

=INDEX((IMPORTXML(CONCATENATE("https://kabutan.jp/stock/?code=",B5),"//*[@id='stockinfo_i3']/table/tbody/tr[1]/td[1]")),1,1)

・PBR

=INDEX((IMPORTXML(CONCATENATE("https://kabutan.jp/stock/?code=",B5),"//*[@id='stockinfo_i3']/table/tbody/tr[1]/td[2]")),1,1)

・配当利回り

=INDEX((IMPORTXML(CONCATENATE("https://kabutan.jp/stock/?code=",B5),"//*[@id='stockinfo_i3']/table/tbody/tr[1]/td[3]")),1,1)

テンプレートでどのような構文になっているか確認してもらえれば、理解できると思います!

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テンプレート公開(配当金の管理シート)

今回作り方を紹介した株価管理用のスプレッドシートを現在無料で公開中です。

スクレイピングや関数の書き方など、本テンプレートを見ながら理解を深めて頂けたらと思います!

使うだけなら、黄色セルを入れるだけで、上記の情報が自動更新されるようになっています。

【テンプレートのコピー方法】
1:下記リンクを開く
2:欲しいテンプレートのシート名を「右クリック」
  ※例えば、”配当管理(米国株)”と書いてあるとこの上で右クリック
3:「別のワークブックにコピー」
4:「新しいスプレットシート」の順にクリック
ご自身のスプレットシートとしてコピーし開くことができます!

配当管理(共有用)
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おわりに

今回の方法で配当金が見える化でき、1年間に何円貰えるか?を把握することができます。

また、Googleスプレットシートを用いて、配当利回りや株価情報を自動取得できるので便利ですね!

スクレイピングは最初はコードが難しいと感じますが、何度か自分で書いてみるとURLやXPathクエリを変えるだけなので、簡単だなと感じて頂けると思います!

配当の投資本は下記が参考になりました!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

  1. とーたす より:

    こんにちは。米国株の配当金がうまく反映されないです。URLが変わったのかな?と思いスクレイピング設定をやりなおそうとしましたが、うまく行きません。お時間あるときに更新お願いできませんでしょうか?

  2. もっちー より:

    配当金の管理シート(日本株式向け)ですがうまく更新されません…大変お手数ですがご確認頂けますと幸いです。

    • jimbo より:

      ご連絡ありがとうございます。更新時間がかかりますが、問題なく表示されております。
      ご確認お願いします。

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