SBI証券に限らず、IPO投資(新規上場株式)は
まず当たりません。
IPO投資は勝率9割、初値で売るだけで高リターンも狙えるため、みなさん喉から手が出るほど欲しいため、おのずと倍率は高くなります。
そのため、普通は当たりません。
今回はSBI証券のIPO投資で、複数回の当選実績がある経験から、当選確率を上げるコツやIPO銘柄の買い方、チャレンジポイントの必要数、必要資金などを詳しく説明します!
SBI証券でIPO投資 抽選方法と当選確率を上げるコツ
【SBI証券 IPO投資の特徴】
メリット
・IPOの取り扱い件数が多い
➡IPO株の95%以上を取り扱っており、
ほぼ全ての
IPO銘柄の抽選にチャレンジできる。
・IPOチャレンジポイント
➡SBI独自の神制度で、
抽選に外れる度に1pt貯まり
確実に当選に近づく
デメリット
・抽選方法
➡個人投資家への配分の60%は「完全抽選」
IPOチャレンジポイントは30%のみで、
残り10%は店頭
完全抽選は、一人一票のみの「完全平等抽選」とは異なり、資金比例抽選で申し込み株数が多いほど当選確率が上がります。つまり、配分の60%は資金力に左右される抽選であり、資金力の少ない個人投資家にはデメリットです。
【当選確率を上げるコツ】
当選確率については、公表されていませんが、
100倍以上と言われています。
ズバリ、SBI証券で当選確率を上げるには下記3つしかありません。
①IPOチャレンジポイントを貯めまくる
➡抽選に外れる度にポイントをゲットでき、
ポイントに応じて当選確率が上がります。
つまり、いつか必ず当たります。
(詳しくは後述します!)
②豊富な資金力で申し込む
➡資金力がないとできない方法ですが、
完全抽選なので、
資金力が高い方が当選しやすい。
(100株より500株申し込めば抽選確率5倍)
③とにかく抽選に参加しまくる
➡SBI証券はIPOの取り扱い数が多いので、
IPOチャレンジポイントを貯める意味でも
とにかく、毎回漏らさず抽選に参加しましょう!
IPO投資の当選確率を上げるには、証券会社を複数作って複数口座から抽選しまくるのが得策です!
IPO投資における各証券会社の特徴を下記でまとめていますのでご参考下さい!
SBI証券でIPO投資 買い方
【IPO銘柄の買い方と初値で売るまでの手順】
- スケジュール確認
- 申し込み(ブックビルディングの申し込み)
- 抽選結果の確認と購入意思表示
- 口座に反映
- 初値売り
1.スケジュール確認
IPOスケジュールを分かりやすくまとめて下さっているサイトがあります。
※参考:「やさしいIPO株の始め方」
IPOされる銘柄、申込できるねらい目の証券会社をチェック!!
ちなみに、個人的な見解ですが、今のところ
総合評価Cランク以上だと、
ほぼ初値が応募金額を上回っています。
申込期間の証券会社をドンドン申し込んでいきましょう!!
2.申し込み(ブックビルディングの申し込み)
SBI証券にログイン後、
「国内株式」→「IPO・PO」をクリック
「新規上場株式ブックビルディング/購入意思表示」
をクリック
「申込」をクリック
「申込株数」、「価格」、「取引パスワード」を入力。
※ストライクプラスは成行のようなもので、
仮条件上限の価格で申し込むという意味。
基本、ストライクプラスにしておけば問題ないです!
上述した通り、配分の60%は資金力に左右される完全抽選なので、
「申込株数」は多ければ多いほど当選率が上がります。
(もちろんそれ以上の資金力が口座にあることが前提です)
IPOチャレンジポイントを使用する場合は、
「使用する」にポチを入れて、使用ポイントを入力!
※IPOチャレンジポイントは後述しますが、
最低でも200ptは使うのを我慢して溜め続けた方がよいです。
「申込」ボタンをクリック
3.抽選結果の確認と購入意思表示
「申込」した画面で、抽選結果を確認します。
「当選」「補欠当選」「落選」「抽選対象外」が表示されます。
「当選」 :購入できますので、忘れずに購入ボタンを押す!
※チャレンジポイントを使った当選の場合は
もちろん使用ポイントは無くなります。
「補欠当選」 :当選者が辞退もしくは、
購入意思がなかった場合に回ってきます。
※落選でチャレンジポイントは貰えます。
「落選」 :残念ですが、チャレンジポイントは貰えるのでOK!
「抽選対象外」:抽選されておらず、
チャレンジポイントも貯まりません。
4.口座に反映
購入後、意思表示期限の翌日以降に
「口座管理」→「口座(円建)」→「保有証券」の順にクリック。
口座に反映されているかを確認できます。
5.初値売り
IPOに当選して上場日に初値で売買することを「初値売り」と言います。
IPO投資法の基本はこの「初値売り」で勝率が高く効率的です。
SBIの売買開始日は上場日前営業日の翌日と記載されています。
上場日当日の9時までに「成行注文」で売りを入れておきましょう!
【なぜIPO投資では初値売りが良いのか?】
➡主にはリスク回避のためです。
初値の後に順調に値上がりする株もありますが、
反対に下がっていく株も多いです。このリスクを
避けるために、IPO投資では初値売りがメジャーとなっています。
▶SBI証券で口座開設
SBI証券
SBI証券でIPO投資 必要資金、買い付け余力
SBI証券でのIPO投資をする上での必要資金は?
結論:必要資金(買い付け余力)は30万円以上を入れておく!
理由①:30万以上あれば9割以上のIPOに申し込める
過去実績から30万円を超えるIPO銘柄は1割以下で、30万円でほぼ全てのIPO銘柄に申し込みが可能。
ちなみに、抽選資金が足りないと「抽選対象外」となり、チャレンジポイントすらも付与されません…。買い付け余力をその銘柄の申込金額以上にしておく必要ありです。
理由②:申し込み時は資金拘束されない
抽選はその申込金額以上の買い付け余力が必要ですが、資金拘束されるタイミングは、抽選結果の後になります。つまり、同時期に抽選申し込みが重なっても、30万以下のすべてに銘柄に申し込みが可能!
例えば図の通り、抽選時に30万円を入れておけば、銘柄A~Dに並列して申込できるということです!
※合算の金額を入れてなくても申し込めるということです。
これらをまとめると
口座に30万円を入れておけば、
資金力不足で抽選対象外となることなく、
ほぼ全てのIPO銘柄に申し込みが可能。
チャレンジポイントを確実にゲットするためにも、
口座に30万円以上入れておくようにしましょう!
※何度も言うように配分の60%は資金力に左右される完全抽選なので、資金力に余裕のある方はできるだけ多く申し込み、当選確率を上げるのが得策です。
SBI証券 IPOチャレンジポイントの貯め方、ボーダーライン
貯め方と当選に必要なポイント数を考察しました。
【IPOチャレンジポイントの貯め方】
ズバリ、
抽選に参加しまくり1ptづつ貯めていくしかありません!
落選となれば、1pt必ず貯まります。
チャレンジポイントを使って落選しても、
使用ポイントに1ptが加算されて返ってきます。
ポイントの有効期限は今のところないので、コツコツ貯めましょう!
【IPOチャレンジポイントの必要数、ボーダーライン】
ボーダーラインはSBI証券は公表しておらず、
インターネット上から集めたデータを基に集計しました。
最低でもボーダーラインは200pt以上かと思われます。
400pt以上あれば、初値売りで40万円越えの大きな利益も狙えそうです。
【ポイントを貯めるのにどのくらいの期間がかかるか?】
2021年はSBI証券では1年間に122件のIPOがあったので、
最低でも2年間は溜め続ける必要ありです。
長い道のりですね…
(ちなみに、200pt以下で申し込むも、当たったことはありません。)
IPOチャレンジポイントは多い人から当選するため、溜め続ければ必ず当たります!長い道のりですが、ほぼノーリスクで宝くじが買えると思って、ポイントを積み上げていきましょう!
(注意) 落選と抽選対象外
チャレンジポイントを貯める点で注意が必要な「落選」と「抽選対象外」について説明します。
「落選」 :単純に当選が外れて、IPOチャレンジポイント貰える
「抽選対象外」:抽選されておらず、チャレンジポイントも貯まりません。
私も、IPO投資を始めた当初、なぜか「抽選対象外」となり、
チャレンジポイントが貯まらずモヤモヤしたのを覚えています。
「抽選対象外」になる原因を説明していきます。
原因:①申告価格が公開価格を下回っている、②抽選資金が足りない
①申告価格が公開価格を下回っている
申告した価格が決定した公開価格を下回った場合です。例えば、申告時は仮条件が1400~1600円で、
決定価格が1600円だった場合は、1600円以下で申告した方は「抽選対象外」となります。
(私もIPO投資当初は、指値で申告し「抽選対象外」となっていました…)
つまり、指値で申告している方は、それ以上で決まったら買わない!と宣言しているので、「抽選対象外」となったということですね。決まった価格で抽選に参加します!と申告している
ストライクプラス(成行)で申し込めば問題無し!
②抽選資金が足りない
単純に買い付け余力、つまり口座の必要資金が足りません。
上述した通り、抽選時に30万円以上の買い付け余力があれば問題無し!
IPO投資で当選確率を上げる方法
上述の通り、
IPOの当選までの道のりは長く、なかなか当選しません。
少しでも当選確率を上げる方法は下記①②③です。
①同時に複数の証券会社で応募する
‐特に事前資金が必要のない
証券会社は抽選だけでも入れておく
②SBI証券のチャレンジポイントは溜め続ける
③完全平等抽選でない証券会社は、
できるだけ多くの資金で複数株申し込む
特に①について、面倒ですが複数の証券会社で複数応募で少しでも確率を上げておきましょう!
個人的には、IPO用のメインはSBI証券、サブで事前資金のいらない松井証券、100%完全平等抽選で取り扱い数も多いマネックス証券あたりが良いと思います。
下記で詳しく説明しているので、ぜひご参考下さい!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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