【必須!】パワークエリの初期設定3選(接続専用、エラー数の表示)

PowerQuery 設定 初期設定 オプション設定 接続専用PowerQuery/Pivot
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パワークエリを使う前におすすめしたい3つの必須設定を紹介します。デフォルト設定では、powerQueryエディターを閉じる度に、新規ワークシートにテーブルとして読み込まれます…。表示させたくないデータも全て新規テーブルとして表示されるのは邪魔くさいので、毎回接続専用に手動で変更されている方も多いと思います。(私もそうでした…)

今回、接続専用にする変更方法や、取り込みデータのエラー数の表示、クエリ内に数式バーや設定画面を表示させる方法を紹介します。

【本記事で得られること】
・クエリを閉じた際に勝手に新規シートを作成させない設定
 (接続専用にできる)
・取り込みデータのエラーや空データ状況の表示
・パワークエリエディターに数式バーや設定画面を表示

この3つの設定は、新Excelを使いこなす上での作業効率UPに繋がる必須設定ですので、ぜひご参考ください!

▶パワークエリ、パワーピポットまとめ

クエリの読み込み設定の変更(接続専用)

デフォルト設定では、powerQueryエディターを閉じる度に、新規ワークシートにテーブルとして読み込まれてしまします。シートが増えて分かりにくくなるので、手動で接続専用に変更して、ワークシートに表示させないようにする方も多いですよね。(私もそうでした…)

パワークエリのオプション設定でで新規に取り込まないように変更できます。

ファイル→オプションと設定→クエリのオプション
からオプション設定画面を開きます。

PowerQuery オプション設定 クエリのオプション 接続専用 新規ワークシート 取り込まない

◆デフォルト(初期設定)
デフォルトの「標準の読み込み設定を使用する」では、新規のワークシートに毎回テーブルとして読込されてしまいます。

PowerQuery データの読み込み 接続専用 オプション設定

◆設定変更(接続専用)
「カスタマイズした規定の読み込みの設定を指定する」にチェックを入れ、
□ワークシートへの読み込み
□データモデルへの読み込み

のチェックを外しておけばOKです。

PowerQuery データの読み込み 接続専用 オプション設定 接続専用

この設定により、クエリにデータを取り込み後に、「閉じて読み込む」を押しても、新たにシートが追加されません。下記のように接続専用になります。

クエリと接続 接続専用

新たにシートとして表示させたい場合は、
右クリック→読み込み先…から変更可能
です。
接続の作成のみになっているため、テーブルにチェックを入れれば、指定したシートにテーブルが追加されます。

接続専用 テーブル PowerQuery データインポート

新規ワークシートに毎回読み込まれると、シートが増えたり、管理もしづらくなるので、今回の設定をしておくほうが良いですね!

【関連記事】
▶パワークエリのでエラー対策
▶パワークエリの処理速度を速くする方法
▶パワークエリでフォルダ内の複数データの取り込み

【結論】
「クエリのオプション」の「データの読み込み」を設定変更することで、新規ワークシートに自動的に読み込まれない設定(接続専用)にできる!

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取り込みデータのエラー、空データ状況を表示

パワークエリに取り込んだデータに、エラーや空データがどの程度あるかを確認できる設定を紹介します。エラーや空データは、クエリ内でのデータ加工を進める上でのエラー原因となる場合があるので、データ取り込み時に把握しておくほうが良いです。

今回の設定をしておけば、データを取り込んだタイミングでエラーや空データ数の状況が分かるので便利です。

PowerQueryエディターの
「表示」→「列の品質」にチェックすればOKです。
問題のない有効データ、エラー、空データの割合が表示されます。

エラー数 PowerQuery データの上 空データ数

ここで、エラーがある場合は、元データを修正するか、クエリ内で変換処理をしておいたほうがよいですね。

【参考記事】
▶パワークエリでエラーを変換/置換する方法

【結論】
列の品質にチェックを入れておけば、取り込みデータのエラー、空データ状況が分かる!

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数式バーやクエリステップのウィンドウ表示

PowerQueryエディター内で、データ加工をする際に数式バーやクエリのステップを表示しておいたほうが効率的です。※これはデフォルトで表示されているかと思いますが、もし表示されていない方は対応ください。

数式バー PowerQuery クエリのステップ

こちらを表示する設定は、先ほどと同様に、
ファイル→オプション設定→クエリのオプション
から、オプション画面を開きます。

クエリ オプション設定

PowerQueryエディター
・[クエリの設定]ウィンドウの表示
・数式バーの表示
のどちらもにチェック
が入っていることを確認ください。

PowerQueryエディター 数式バー クエリウィンドウ

【結論】数式バー、クエリ設定のウィンドウの表示にチェックが入っているか確認!

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パワークエリの必須設定まとめ

今回はPowerQueryを使う前に確認するべき、3つの必須設定を紹介しました。

ポイントは
①データの読み込み設定を変更して、
 新規シートに自動で読み込まれない設定に変更(接続専用)
②列の品質にチェックを入れて、取り込みデータの
 エラー数、空データ数の表示
③数式バーやクエリウィンドウの表示

今回の方法を設定しておけば、PowerQueryディターの作業効率を向上できるかと思います!特に、①は新規ワークシートに取り込まれる影響で、シート数が何枚も増えて邪魔くさいことが多かったので、接続専用にすることで必要な情報のみを表示させることができますね。

PowerPivotやPowerBIの関数であるDAX関数についてのまとめ記事は下記をご参考ください。
▶DAX関数まとめ(構文、事例紹介)

パワークエリでデータ加工ができれば、パワーピポットやPowerBIでデータ分析、見える化が可能です。PowerBIの使い方、学習方法は下記をご参考ください。
▶PowerBI、PowerQueryの便利機能、学習方法まとめ

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